雌阿寒岳登山ガイド
|
【雌阿寒岳プロフィール】 |
![]() |
|
標高1,499mで阿寒山群の主峰をなし、阿寒湖の南西に位置しています。 約2万年前に火山活動を開始。 何度も噴火を繰り返して複雑な山体をつくりました。 主峰のポンマチネシリは約1万5千年前にでき、南側の寄生火山阿寒冨士(1,476m)は約2千年前に誕生しました。 昭和30~34年に史上初の水蒸気爆発をおこし、現在も活発な噴火活動を続けています。 山麓部はエゾマツ、トドマツの森林におおわれ、5合目付近からハイマツ帯となり、1,100m以上では岩石と砂れき帯となってコマクサ、メアカンキンバイなどの高山植物が豊富にみられます。 |
|
【阿寒湖畔コース】 |
![]() |
|
温泉街の西のはずれのフレベツ林道を、車で登山口まで入り、旧硫黄鉱山の資材運搬路後をたどって上ります。 トドマツを主とした美林のゆるやかな登りが続き、5合目を過ぎるころからハイマツやナナカマドが現れ、急に視界が開けてきます。 標高1,200m付近で美しいお花畑の雌阿寒岳の肩にたどりつき、豊富な花と大阿寒の眺望が疲れを忘れさせてくれます。 頂上へはコマクサやメアカンキンバイなどが咲く溶岩の尾根と、広い砂れき地がゆるやかに続いています。 ●阿寒湖畔コース(6.0km) 登り3時間・下り2時間 |
|
【野中温泉コース】 |
![]() |
|
コースタイムも短く、見晴らしも良く、最も一般的なコースですが、ややきつい登りもあります。 野中温泉の手前に登山口があり、アカエゾマツの純林の中のジグザグ道をたどっていきます。 ひと汗かいて落ち着くころ樹林が低くなり見事なハイマツ帯に出ると4合目です。 枯れた大沢からは、火山の素肌が現れた火山れきの急な登り。 ひと足ごとに高度をまし、樹海の中にエメラルド色のオンネトーが姿をあらわします。 さらに急登を続けて9合目付近で火口を眼下にする外輪山にたどりつき、左へカーブしながらゆるやかに頂上へと登ります。 ●野中温泉コース(3.3km) 登り1時間50分・下り1時間20分 |
|
【オンネトーコース】 |
![]() |
|
キャンプ場で一泊して、家族づれで登のに手ごろなコースで、途中から阿寒冨士への道もあります。 登山路はキャンプ場からで、森林帯の明瞭な道をたどります。 最初の4合目くらいまで急なジグザグ道が続きます。 5合目でハイマツ帯となり、やがて火山れきのザクザクした道に出ると右手に阿寒冨士、後ろにオンネトーを望めます。 コケモモ、ガンコウラン、イワギキョウなどの広大なお花畑が阿寒冨士との鞍部に広がっています。 山頂へはゴーゴーとうなって噴煙をあげる火口の右側を通って登ります。 煙をなるべく吸わないように足早に通過します。 阿寒冨士へは8合目からコースを右にとって、火山灰の急な斜面の踏跡をたどり、山頂まで40分。 滑落と落石に注意して上りましょう。 ●オンネトーコース(4.2km) 登り2時間20分・下り1時間40分 |










